家族が認知症になったらどうする?

認知症の人と家族の会監修の本

ゆるやかに認知症の症状が出ている
要介護1の認定を受けている90歳の父。

一緒に暮らしている母とのやりとりは
コントのようで微笑ましい一面もあるけれど

毎日のこととなると
笑っていられないことの方が多いのだろう。

月に数日会いに行くと
「ご家族はお変わりありませか」と
聴いてくれます。
自分で爪を切ることができなくなった
父の手と足の爪を切ってあげることが
恒例になっています。

父方の祖母も認知症になり
90歳近くまで在宅で両親が介護をしていたけれど
結婚して離れて暮らしていたので、
顔を見に行くと喜んでくれた覚えしかない。

私にとっての認知症は
身近な二例だけ。
まだちゃんとはわかっていない。

この本にはたくさんの方の体験談が書かれていて
認知症にはこういう症状があるのか
ご家族は様々な悩みを抱えているんだと
すごく勉強になりました。

怒っている人は困っている人。
困った行動をするのにも
それなりの理由がある。

知らないことばかりです。

今まであまりにも高齢者や
認知症のことに対して
無関心だったことを反省しました。

まずは意識すること。
アンテナを立てること。

そして、認知症やその家族の人に
寄り添うことができるようになりたい。

老いはだれもが通る道だから
そこから始めてみようと思います!!!