終活をするかしないか ①
高齢の義父母に何年も使っていない銀行口座があったので
二つの口座の解約手続きをしました。
本人が亡くなってから手続きするのは大変だと思い
本人がしっかりしているうちにと思ったけれど
やはり手続きは大変でした。
ほんとのところ、どっちが楽なんだろう。
時間のある人しかできないよね、って
義母と話していました。
ひとつ目はゆうちょ銀行。
耳の遠い義父、数字が得意でない義母に
郵便局の職員さんが
一時間根気よく対応してくれました。
本人を連れて行き、
定期預金の解約、普通口座の解約
解約したお金をほかの口座へ送金など。
事前に電話で問い合わせしておいたので
写真付き身分証明書、通帳、印鑑
キャッシュカード、送金先銀行の通帳
全て完璧にそろっていました♪♪
両親もほっとした様子です。
そしてふたつ目は、
避難前に暮らしていた福島県の都市銀行。
こちらは福島県にある支店に出向けば
手続きもわりと簡単です。
高齢のため遠距離は無理とお伝えしたら
最寄りの都市銀行でも手続きができるようで
「なんだ~、簡単にできそう!」と期待したものの
定期預金があるとこちらの銀行では解約処理ができず、
振り出しに戻りました。
なんとか福島まで行かなくても
郵送で手続きができるよう配慮してもらい
書類での手続きがスタートしました。
何度も電話で丁寧に説明を受けた後
書類の返送前にも確認の電話。
なんとか一回のやり取りで済ませましょう
という担当者の計らいが有難かったです。
いくつもの書類に義父母本人が記入して押印。
身分証明書もつけて、本日投函しました。
いやいやいやいや、
本当にすごい大仕事でした!!!
ホッとしたのと同時に、
金融機関にとってメリットのない解約の手続きを
丁寧に扱ってくださったことが嬉しかったです。
信頼とはこういうことの積み重ねなんだと
勉強させてもらいました。